2025.9.6 / 最終更新日時 : 2025.9.7 アトリエアウル リペア・ビフォーアフター パンプスの傷補修 @telier OWLのブログⅡ(アトリエ アウルのぶろぐ) できることを、ひとつひとつ、丁寧に。 パンプスの傷補修 (2025年8月) やわらかい革のブロンズ色のリーガルのパンプスです。色と履きやすさが気に入って購入されたそうですが、履きおろしてすぐに転んでしまい…とてもショックだったと思います。左足の側面と右足のつま先が深くめくれ、内部の芯が見えている状態で、「何とか履けるようにならないでしょうか」とご相談いただきました。お気に入りの靴で転んでしまうと、痛いよりも心の方が折れてしまいそうです。修理のご相談では、まず“直せるかどうか”を一緒に考えます。完全に元通りは難しい場合もありますが、履けるように修理できる可能性はあります。 ↓修理前 傷は深い+ブロンズカラーは色合わせが難しい+やわらかい革=かなり、難易度が高いです。きれいに仕上がるかどうかは……腕の見せ所です。色を調合してパテで傷を埋め、少しずつ重ね塗り。根気強く、塗布→乾燥…を繰り返しました。 ↓修理後 完全に元通りには、なりませんが…。 ぱっと見には傷がわからないくらいになり、 お客さまにもとても喜んでいただけました。 ご依頼頂きありがとうございます。お客様が次の一歩を踏み出せますように。 コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 Δ